ダウンジャケットのFPってなに?

みなさんこんばんは

スタイリストの鈴木シンイチです!

 

 

年明けからさらに寒さが増してきましたね!

明日の火曜日はさらに厳しくなると予想されています。

体調が崩れないように防寒対策をして暖かくお過ごしください。

 

それでは本日のブログは最近よく見る「FPってなに?」をお送りいたします。

よろしければ最後までご覧いただければと思います。

 

 

ダウンジャケットのFPとは?

最近よくダウンのタグなどに◯◯FPと記載してあるのをみませんか?

これはフィルパワーと言ってダウンの暖かさが数値化してあります。

 

このフィルパワーとは、ダウンを押した時に跳ね返ってくる復元力を数値化したもの。

この数値が高ければ高いほど、たくさんの空気を留めておくことができます!

つまり、フィルパワーの数値が高いほど、同じ防寒力であっても注入するダウンの量が少なくてすむため、 軽くて暖かいダウンを作る事が出来るという訳なのです!

 

ダウンの品質=フィルパワーと言っても過言ではありません。

 

一般的には【550フィルパワー】以上が暖かく高品質なダウンと言われています。

 

暖かさを見極める上で、このフィルパワーも決め手の1つになります。

 

 

 

 

フィルパワー(FP)とは?

(出典:prauden)

羽毛1オンス(28.4g)当たりのふくらみ度合

 

 

 

そもそもダウンとは?

ダウンとは水鳥の胸のあたりから採取される軸をもたない綿毛のことを指します。

陸鳥は胸の毛が少なく、羽が大きいためダウンジャケットなどの衣料には向いておらず、水鳥が用いられています。

しかし水鳥の羽毛ならどのような水鳥でもいいというわけでなく、ダウンジャケットに用いられるのは主にグース(ガチョウ)とダック(アヒル)の2種の水鳥の羽毛となります。

ほとんどのダウンが、ガチョウかアヒルの羽毛です。特に大きさが似ているようで実物は結構違います。

グースは鳥の中でも寿命が長いので、羽毛が強く大きくなりますが、ダックは寿命が短く、羽毛の塊も小さめ。

一般的にはアヒル(ダック)よりガチョウ(グース)のほうが、クオリティが高いとされています。

 

 

 

各ブランドのダウン

 

それではここで各ブランドが出しているダウンについて詳しくみていきましょう!

 

モンクレール

モンクレール(MONCLER)はレネ・ラミヨンとアンドレ・バンサンが1952年、フランス・グルノーブル郊外のモネステ・ド・クレァモン(Monestier de Clermont)にて設立した、フランスのプレミアム・ダウンウェアの老舗ブランド。現在はイタリア・ミラノに本社を置いている。

 

 

– MONCLER –

MAYA ¥170,500(tax in)

800FP(混率: ダウン90%/フェザー10% )

 

使用されているダウンは最高品質のダウンが使用されています。保温性に優れ、非常に軽いダウンになります。まさにダウンの王様です!!

都会で着るには少し暑いかもです。

 

パタゴニア

クライマーでもあったイヴォン・シュイナードが1957年に設立したアメリカのアウトドアブランド。

 

– patagonia –

メンズ・ダウン・セーター ¥32,450(tax in)

800FP( 混率:ダウン90%/フェザー10% )

 

アウトドアブランドの機能的なダウンで保温性も抜群です。そして街着でもオシャレに着れてしまうのが魅力的なダウンです。

 

カナダグース

1957年サム・ティックが、カナダ北東部の都市トロントの小さな倉庫からカナダグース(CANADA GOOSE)をスタート。メトロスポーツ社のブランド。

– CANADA GOOSE –

JASPER PARKA ¥134,200(tax in)

625FP( 混率:ダウン80%/フェザー20% )

 

洗練されたスタイリッシュなデザインで、左腕に付いているワッペンが印象的なブランド。

価格も10万円前後なので高すぎず安すぎずの価格帯になっています。

 

ユニクロ

1984年、UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE(ユニーク・クロージング・ウエアハウス)でスタート。後にユニクロへ改称。

 

– UNIQLO –

シームレスダウンパーカー ¥16,390(tax in)

640FP( 混率:ダウン90%/フェザー10% )

 

価格とFPを見てもコスパの良さが分かるかと思います。

ちなみにウルトラライトダウンジャケットもシームレスダウンパーカーと同じく640FPらしいです。

 

 

 

 

 

最後に

  • 都会での着用であれば、上記のブランドで十分な防寒対策は可能です。
  • 混率:ダウン90%/フェザー10%が最も保温性が高いとされていますが、同じ混率でも質量などによっても違いが出てきますので、必ずしも混率:ダウン90%/フェザー10%が良いとは限りませんので注意してください。
  • 保温性も大事なことですが、どこで使用するとか用途でも考慮しながら、ライフスタイルに合ったダウンを選んで頂ければと思います。

 

 

 

 

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パーソナルスタイリストとは?

あまり聞きなれないフレーズかと思います。
簡単に説明すると。。。