冬服から春服へ切り替えのタイミングは?
みなさん、こんばんは。
スタイリストの鈴木です。
いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
先週の名古屋は雪が降ったり、暖かな週末だったりと寒暖差が激しい1週間でした。
ちなみに名古屋で申し上げますと、最高気温が20℃と4月下旬の暖かさになる日もありました。
そして暖かい日と寒い日を繰り返しながら春がやって来ます。
そこで本日のブログは、冬服から春服へ切り替えるタイミング「衣替え」についてお送りいたします。
今回も最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。
Contents
そもそも衣替えとは?
日本には四季があり、天気や気候が変化するため、身に着ける衣類などをその季節に合わせて替える作業を行ってきました。
その暑さや寒さの変わり目に季節にあった衣服に着替える慣習のこと、特に夏と冬に行われるこの作業のことを「衣替え」といいます。
一般的な衣替えの時期として(愛知県)学生の場合は、冬服から夏服の衣替えは6月1日で夏服から冬服の衣替えは10月1日になります。
また社会人の場合はクールビズが5月1日から始まります。
衣替えするタイミングは?
個人差がありますが、最高気温で判断するのがオススメです。
最高気温が平均して15~20℃くらいになったら、春服への衣替えをスタートするのがオススメです。冬物のウールコートやダウンコートだと昼間は暑く感じるため、「長袖カットソー+ライトアウター」の服装がおすすめです。だんだんと気温が上がり、最高気温が平均して20℃近くになってくるとアウターなしでもOK。長袖カットソー1枚で快適に過ごせるようになります。
注意する点として、冬から春に季節が変わるとき春の暖かさと冬の寒さを繰り返しながら春へと切り替わっていきます(三寒四温)。そこですぐに冬物の服をクリーニングや洗濯をしてしまうと冬の寒さに戻った時に寒さを我慢したり、せっかくクリーニングや洗濯した服を着てしまい衣替えが二度手間になってしまいます。なのでだいたい冬物のアウターは3月、その他は4月までクリーニングや洗濯は待って頂いて梅雨が来る前の5月中には衣替えが完全に終了しているのが理想的だと思います。できるだけ晴れている日を選んで行ってください。
衣替えの流れ
①不要な服を断捨離する
見極めるポイント
・不必要な服は処分して、必要な服だけを衣替えする。
・来シーズンはキズや汚れで着ない服(素材の劣化)
・今シーズン着なかった服(サイズが合わない、流行遅れ)
※まだ着られる不要な服は、リサイクルショップやフリマサイトを活用し服を循環させると地球に優しいです。
②クローゼットの清掃
クローゼットや収納ケースを掃除しないで衣替えしてしまうと害虫や害虫の卵があるかもしれないので、まず掃除機なので綺麗にして水拭きで軽く拭くと安心できるかと思います。
③しまい洗い
洗って着ていない服であっても収納前には必ず洗濯やクリーニングに出してから収納して下さい。見た目が綺麗であっても目に見えない皮脂や汚れが付着しているかもしれません。特に白色の衣類は黄ばみの原因になり、ニットなど天然繊維を使用している衣類は虫食いの原因になります。
またクリーニングから戻ってきた洋服は、ほこりなどの汚れから洋服を守るために、ビニールをかぶせてあります。このまま保管してしまうとビニールの中で湿気がたまって、その水分でカビが生えたり変色の原因になったりします。保管するときには、必ず袋から衣類を出してください。(注:クリーニング店によっては外さずにOKな場合もありますので要確認)
④収納
収納には「かける」と「たたむ」の2通りあります。
「かける」は主にハンガーなどを使ってラックにかける収納になります。
アイテムとしてはコートや、ダウン、ジャケット、シャツ、スラックスなどになります。
- 特に重衣料はハンガー幅に注意して下さい。(細いと点あたりになり型崩れします)
- アイテム毎に揃えて収納することで、空間の無駄なく利用できます。
- ジャケットはボタンを外さないとシワになりやすい。(立体的な構造なのでシワになりやすい)
「たたむ」は主にタンスや衣装ケースに衣類をたたむ収納になります。
アイテムとしてはニットやTシャツ、ボトムスなどになります。
- 収納幅にしっかり合わせて、綺麗に収納しないとシワやヨレの原因になります。
- あまり重ねて収納すると、一番下の衣類が重みで型崩れやシワの原因になります。(基本は重い衣類を下に収納する)
- 防虫剤は必ず使用して下さい。虫食いの原因になります。(特にウール、コットン、リネン、カシミヤ)※消臭剤や防虫剤は同じものを使用(無臭は除く)
まとめ
- 断捨離はこの機会にするのがオススメです!
- 季節の変わり目ですので、体温調整するアイテムは一番最後に整理してください。
- しまい洗いは必ず実施して下さい。
- 防虫剤は必ず使用して下さい。
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