服の繊維について。。。
みなさん、こんばんは。
スタイリストの鈴木です。
いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
最近は少しずつですが気温が上がり、春はもうすぐそこまで来ています!
そして今週土曜日は「春分の日」ですね。
春分とは二十四節気の4番目に来る節気で、 春の中間を意味する節気になります。
この日は1日の昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。
そして春分の日は国民の祝日で今年は3月20日の土曜日になりました。。。
知ってましたか?毎年同じ日が「春分の日」ではないんです!!
また春分の3日前から7日間を春の彼岸と言い、春分の日はお彼岸の「中日」にあたります。
毎回のことですが、季節が変わるたびに新鮮な気持ちになり、自然からすごくパワーをもらっている感じになります。
日本の四季が改めて素晴らしいと日々実感しております。
それでは本日のブログはファッションの「服の繊維」について解説していきます!!
よく分からない方から何となくは知ってるよって方まで参考になって頂ければと思っています。
今回も最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。
Contents
衣類用の繊維について
まず衣類用の繊維についてですが、よく服屋さんで店員さが服の説明をしてる時に、「コットンなので洗濯すると少し縮みますよ」とか「ポリウレタンが入っているのでストレッチ効いてますよ!」など説明されたことありませんか?
そうです!服の繊維には色々種類があって、それぞれに特徴があります。
アパレル系の仕事だったり、ファッションに詳しい方などにとっては素材の知識があり理解できますが、ファッションに対して慣れていない方は素材の事を言われても、「コットンて縮むの?」「ストレッチが効いてるのと効いてない違いが分からない」などなど、ちょっと分からない部分があるかと思います。
そこで今回は簡単に繊維の大まかなカテゴリーを説明いたします。細かな繊維の内容については、また後日ご紹介できればと思います。
まず最初に、衣類用の繊維は大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」に大別され、さらに細かく細別されます。
それではそれぞれ簡単に説明していきます。
天然繊維とは?
まず天然繊維は大きく分けると「植物繊維」と「動物繊維」があります。
天然繊維は、綿(コットン:cotton)・麻(リネン:linen)・絹(シルク:silk)・羊毛(ウール:wool)のように天然に繊維として存在しているものを取りだし利用したものを言います。綿や麻などの植物を由来とする「植物質」、羊毛(=ウール)や絹などの動物を由来とする「動物質」、石綿を由来とする「鉱物質」に分かれます。一般的な衣料としてみると、植物質や動物質の繊維が馴染みあるかもしれません。
天然繊維の生地は自然界にあるもので作られているため、敏感肌の方も安心して着ることができます。
また肌触りがよく着心地がよい点や吸湿性や通気性に優れているものが多い反面、縮みやすく・耐久性に難があるというデメリットがあります。
植物繊維
植物繊維の主原料は植物からなり、コットン(綿)やリネン(麻)を加工し製造されたもので、熱や洗濯などの摩擦に強い特長があります。
「植物繊維」は繊維の主原料が植物からなっている繊維のことで、主に植物の茎や葉っぱ、靭皮(じんぴ)、種子などから作り出されています。
代表的なものとしては綿や麻などで、植物繊維は植物の習性から熱や洗濯(水)などの摩擦に強いという特徴があります。
動物繊維
動物繊維の主原料は動物からなり、シルク、ウール、アルパカが主な動物繊維として知られています。他にもアンゴラ、モヘア、カシミヤ、ラクダなどがあります。動物の身を守る機能があるため、保温性や保湿性に優れていることが多く、防寒着として使用されます。
「動物繊維」とは、羊やアルパカなどの動物の毛から作られている繊維のことです。
代表的なものとしては絹(シルク)やウール、アルパカなどが使われることが多く、保温性・保湿性に優れているため、冬服・防寒着として使用されることが多いです。
化学繊維とは?
化学繊維は人間が人工的・化学的に作り出した繊維のことを言います。原料の違いによって、再生繊維、半合成繊維、合成繊維、無機繊維に分かれます。服屋さんなどで聞いたことあるかと思いますが、化学繊維を略して「化繊(かせん)」という事もあります。
化学繊維には大きく「再生繊維」、「半合成繊維」、「合成繊維」があります。
再生繊維
「再生繊維」は、木材や綿花を取ったあと、一度溶かしてから再び作り直す(再生する)方法で作られています。
原料の中にはペットボトルからできているものもあるなど、環境面にも非常に優しい繊維です。
代表的なものとして、「レーヨン」や「キュプラ」などがあります。
半合成繊維
半合成繊維は天然物質と化学物質の2つを合わせて作った繊維のことです。
半合成繊維の中で最も多く洋服に使われるのが「アセテート」で、天然物質と化学物質の両方の性質を持っているのが特徴です。
合成繊維
「合成繊維」は石油から作られています。
主にポリエステル、ナイロン、アクリルなどがあり、現在製造されている洋服の多くが合成繊維によって作られています。
まとめ
- 繊維は大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」の2つになります。
- まずはどの繊維が何から出来ているかが知って頂けたと思います。
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