あのファッションなぜオシャレなの⁉︎
みなさん、こんばんは。
スタイリストの鈴木シンイチです。
つい最近、年越しをした感じでしたが1月も早いもので最終週に入りました。
先週は雨のせいか少し寒さが和らぎましたね!
今日も寒さも和らぎ天気の良い名古屋でした。
それでは本日のブログは、先日のFashion Counselingの中で話題になった事を紹介いたします。
今回も最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。
Contents
あのファッションなぜオシャレなの⁉︎
先日のFashion Counseling(ファッションカウンセリング)の際にお客様から、
「黒のトップスの下から白のインナーを出しているスタイルはオシャレなんですか?」
(イメージ画像になります)
このようなご質問を頂きました。
んー何だかだらしないように見えてオシャレに見えますよね⁉︎
これはファッションテクニックの一つの「レイヤードスタイル」になります。
ここ数年カジュアルシーンなどで多く見られるスタイルで、比較的取り入れやすいテクニックになります。
それではこのレイヤードスタイルについて少し解説していきましょう!!
レイヤードスタイルって何?
まず「レイヤードスタイル」って何なのかを簡単に説明します。
レイヤードスタイルのレイヤードとは「積み重ねる」という意味。つまりレイヤードスタイルというのは、重ね着のことを言います。
そして下に着るアイテムを見せることがポイントになります。主に首、手首、裾になります。
なぜレイヤードスタイルはオシャレなの?
ではなぜレイヤードスタイルはオシャレなのでしょうか?
ここでは色の視点から説明いたします。
カラーコーディネートの概念のひとつに「セパレーション」という技法があります。
少し詳しく説明すると、セパレーションとは色彩における技法の一つで「分離・引き離す」を意味し、強すぎる配色や弱すぎる配色を調和させるために色と色の間に他の色を挟み、配色を引き締めたり落ち着かせたりする分離色になります。
一般的に用いる色は、白や黒の無彩色や明度や彩度の低い有彩色を使い、コントラストが大きくなるようにします。
この技法はファッション以外にもデザインやインテリアなど色々なところで役立ちます。
つまりコーディネート全体をやわらげたり引き締めたりする効果があります。
例えばのっぺりとした配色の間に、アクセントとなるカラーを入れることでメリハリのあるコーディネートになります。
レイヤードスタイルは他にもあります!
レイヤードスタイルと聞くとトップスの裾からシャツを出すイメージが多いですが、実は他にもあります。
ニットとTシャツ
裾から白Tシャツ+襟からチラ見せスタイル!
別名タッチオブホワイト。
クルーネック×クルーネック
首元からのチラ見せのみスタイル。
クルーネック×クルーネック
首元と裾からのチラ見せスタイル。
Vネック×クルーネック
ニットとシャツ
ニットの首と裾からシャツを出すのはレイヤードスタイルでは王道なスタイル。
首元と裾から見せるスタイル。
Vネック×襟シャツ
首元と裾から見せるスタイル
クルーネック×襟シャツ
コートとパカー
スウェットパーカーにコートのレイヤードスタイル。
大人がするレーヤードの注意点とは?
例えば裾から出すレイヤードは、出し過ぎてしまうと若者っぽくなってしまいます。レイヤードする部分にもよりますが、40代前後の方にはほんのちょっと出しがお勧めです!分かりやすく数値で表すなら3~5㎝の範囲になります。
まとめ
- ここ数年流行っていますが今年もまだまだ使えるコーディネートテクニックです。
- 春に向けて、コットンニットに白Tを首と裾からチラ見せスタイルが超絶オススメです!笑
- 初めての方は失敗の少ない白Tか白シャツからトライしてみて下さい。
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